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Archive for 2019年1月

1973年 2月18日 アムステルダム2日目

細長く三両連結されたお洒落な市電に乗り、まず国立美術館へ行った。  ルネッサンス中期の大画家、レンブランドの作品が目的。ヨーロッパの美術館で目につくのが宗教画。私達はあまり興味が無いが、それでもこの美術館の宗教画は今までよりいい感じ。(勝手な事書いて申し訳ありません)

「光と影」のレンブラントの絵にはさすがに他の作品とは、かけ離れた新鮮な素晴らしさ・・・人間性を感じることができる。同じ素材で描かれている人物であったとしても、また光と影を似せてあったとしても、レンブラントとの作品の区別をつけることが素人の私達にもできるような気がするほど、その絵の持つパワーというか凄さというか、やはり偉大!なのです。

美術館のレストランでお隣のテーブルにすわられた年配の日本の男性。「日本のかたですか?」と話しかけてこられた。とても素敵なお方で、お話から陶芸の大家らしい。ヨーロッパ各地の美術館へ行っておられる、というより招待されておられる様子。もう70歳に近い(69歳)と言っておられたが、とてもお元気で若々しいのです。昨日はコンサートヘボウで歓声をあげたと少々興奮気味。「長い間、日本語を話していないのでお話出来てうれしい」とおしゃってくださった。 とても素晴らしく人生を生きれおられる人。「もう少し年が若ければ・・・」と少々残念そうにおっしゃったお方。魅力があふれ出ておられるお方。 斉藤菊太郎とおっしゃる人物。 お会いできて良かった!

近くにある市立美術館に足を延ばす。ゴッホを観るため! 斉藤氏とのお話の中でゴッホのパノラマ的な画法はあまりにも素晴らしいと言っておられた。 そのゴッホ。セザンヌ。シャガール等々、とてもうれしくなる。 が、抽象画の部屋ではまるで分からず自分の目と頭を疑ってしまう。一室は絵という絵は、白いペインテングで塗りつぶされているものばかり。一室は娘が描いたような絵ばかり。少し頭が混乱してくる。。私は絵画を理解できない人間なのかも。

音楽が好きな人には泣いて喜ぶ、コンサートヘボウは外だけ鑑賞することに。勿体無いと思うのだけれど、残念ながら私達二人には、ここで音楽を聴くほどの耳をもっていない・・・娘Cには是非ここで音楽を楽しめる人になって欲しいと思う。

ソニーのラジオ(主人がアメリカへ行く時に日本から持って行った)を売ろうと、レンブラント広場にも立ち寄りそのまま歩いてホテル近くまで帰る。その間2・3軒当たってみたがソニーの最高級品だと理解してもらえず、安値を言ってくるので、アムステルダムで売るのをやめる。

 

私がこの旅行ではじめての自炊。と言ってもパン、ハム、さばの缶詰、スープ、サラダ、と白ワイン。主人がアメリカで持ち歩いたフォンデューセットのような調理器具で。

夜、映画館に入ってみたが、スペイン映画で分からなかった。(オランダ語もスペイン語も分からないのに!無謀だ)

追記: 夕方、カメラをホテルに忘れたので主人がすぐ近くのホテルに取りに帰ったほんの少しの間、道で待っていると中年のおじさんが寄ってきて「HOW MUCH?」と言うのではじめは解らず「?」という感じの私。しつこいので意味が解りびっくり。すぐ主人が帰ってきたのでヤレヤレ。 アーぁ、 ここでは女一人で立っていると商売女とみられるのだ!!

振り返って・・・斉藤菊太郎さんの事をグーグルで検索してみたら、ちゃんと出てきました。やはりすごいお方だったのですね。  コンサートヘボウは今の私達なら楽しむことが出来るのにと残念です。加齢することは楽しむすべも知る・・・コンサートやオペラも好きになりました。

 

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1973年 2月17日  ハンブルグからオランダ・アムステルダム

午前中にドイツ一といわれる市立美術館を見学、まずまず。

そして、アルスター湖。町中にあるので羨ましい。

町中にきれいな湖や川が流れているのはとてもいいもの。気持ち癒される。 ハンブルグ、私にとってまずまずの町。ドイツの活気がうかがえる。(日記ゆえ書きたい放題。)

ハンブルグで食べたハンバーガーは、アメリカのハンバーガーとも、日本のハンバーガーとも、イギリスのハンバーガーとも違って、一番おいしくないのはどうしてなのだろう? たまたまその店の味が悪かったのだろうか? さすがにビールはおいしい。おいしい。特にエキスポートという濃い口のビールは抜群でした。(まるで飲める人のようですが、コップ1杯くらいしか飲めません)

ひとまず、ドイツを離れてアムステルダムに。低地の町。町の中を流れる運河にオランダに来た!という実感。ヨーロッパは建物の古さがいい。落ち着いた建物が素晴らしい。

それにつけてもきらびやかなネオン。ヒッピーの多さ。SEX-SHOP。それから、それから超ミニスカート。魅力的な町。男性が楽しいだろう町。。。今の実感。

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2月16日  デンマーク・コペンハーゲンからドイツ・ハンブルグ

朝食を食べに行った処で、日本人の学生旅行者二人に出会う。コペンハーゲンの物価の高さに驚いていた。また、活気があまり無いと言う・・・北の方から来た私達とは印象が正反対。南へ行く私達はこれからが楽しみである。

飛行機の出発がどういう訳か2時間遅れる。(後で知ることになるのだが、2時間遅れなど問題ではない。定時に出発の方が珍しいとも言える) 乗り込んだらスチワーデスが一人も居ない。初めてです。けれどパーサーが「こんにちわ」と私に日本語など言ってくれてとても愛想がいい。

ドイツに入ると、警戒が厳しく持ち物などのチェックが今までの国とは全然違う。ホテル(レムスタホテル)を決めてから、世界一だといわれる夜の歓楽街、レバーバンに行ってみることにした。ちょっと遠いが歩く、歩く。

その間、あまりに静かな町の佇まいなので道を間違えたのかと心配になったけれど、レバーバンはネオンギラギラ。ポルノ映画、雑誌。ストリップ劇場。ゲーム場。大変賑やかでありました。

軽く夕食をとり、有名なビヤホール、ツィラータルの開店7時を待って一人1マルクを払って入る。ビール2分の1ℓ、3.5マルク。(ドル50=マルク133.7)

お婆さんがババリー地方の衣装に身をかため大きな財布をぶら下げて客の注文をとる。ババリー地方風の衣装の男性(お爺さん)たちのブラスバンドの演奏を奏でるなかで、久しぶりにダンスを踊る。 かなり疲れてホテルへ帰ってバタン。。

振り返って・・・私達はあの頃、若かったのでビヤガーデンでお婆さんやお爺さんに思えたのでしょう。現在の私よりずっとずっと若かったに違いない! 日記といえど、失礼な書き方をしたものです。

レパーパンは世界一の歓楽街(今はどうか知りませんが)というものの、今の私に全く記憶がありません。女性には興味が無い所だったのかもしれません。

 

 

 

 

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今日、大阪から帰ってくる時

美しい虹を見ました。

色の美しい180度の虹は

今まで見たかなぁ?

昨年読んだ小説を思い出しました。

 

 

どうかみんなが元気で!と

強く願いました。

 

 

この絵は長女がイタリアに出品する絵の一部分だと思います。

 

 

FBに載せていたのをコピーしましたが

絵だけのコピーが出来なくて

また、そのまま載せています。

何故かこの時「いいね」がフリーズして

「超いいね」が誰も押せませんでした。

素晴らしい感性だと思います。

 

アメリカのコーネル大学から出版された

次女の著書が12月末に届きました。

英語が読めない私ですが

娘の頑張りが、一つの形になった事に

深い幸せを感じています。

 

 

二人の頑張りに心からのエールを送ります。

 

 

昨日は大阪北浜の花外楼で

新内志賀さんの新内節を三味線の

弾き語りでお聞きしました。

何と落語の「火焔太鼓」を

新内節に創作されたものでした。

私の大好きな人生の先輩の

Mさん87歳とHさん78歳の先生です。

お声は当然ながら、

お人柄にも感動いたしました。

お若いのに(そしてお美しい)、2014年に

文化庁芸術祭音楽部門優秀賞を受けておられます。

舞台・映画・テレビでも活躍なさっておられます。

素晴らしい女性にお会いできたことに

一つの喜びを感じています。

 

 

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2月15日  デンマーク・コペンハーゲン2日目

久しぶりにゆっくり寝たあと、近所でまたスモーガーボードの(オープンサンド)朝食をとる。

 

チボリ公園はあいにく冬のため閉園。仕方なく市庁舎からストロイエという繁華街を散策しながら楽しむ。

 

 

コンゲンスニトロフ広場で何か楽しげな音楽が聞こえてくるとおもったら交替に向う衛兵のブラスバンド。その後を着いて軽快な音楽にテンポを合わせながらアマリエンボルグ宮殿に着く。此処でも衛兵の交替の儀式を見る。

 

ここもイギリスとはまた違うが、いかにも時代的で楽しい。

 

ランゲリニエと言う海岸通りのプロムナードを通り、ゲフィオンの噴水.

 

そして、そしてかの有名な人魚の像を海岸に見る。 なぜか悲しげな表情が印象的。つまらないと人は言っていたが、私には詩情あふれる等身大に近いこの像に心惹かれた。私は好きだ!

 

緑と堀とそこに遊ぶ水鳥達。風車・・・王公園を通りホテルに戻る。

さすがに詩情豊かなデンマークであることを実感する。オフシーズンのためか観光客も本当にまばらで淋しいほどだが、いつもより寒くない冬で私達には好都合だ。

JALで航空券の書き換え完了。行き先変更して多くしてもらったがマイル数が足りて無料。

夕食に食べた言わばオープンカレー、オープン焼き飯、オープン酢豚、安くてまあまあ。

通りの自動販売機でみかん二つ(1KR)を買う。驚いたことに非常に美味。

明日はドイツ・ハンブルグに向う。

今、振り返ってこの日記を写しながら、オープンカレー、オープン焼き飯、オープン酢豚の意味が分からない。たぶんお店で出来上がって売られていたのを買ってホテルで食べたのだと思う。スカンジナビア三国の物価の高さにまいっている様子が日記から垣間見られて、懐かしい。

 

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2月15日 ノールウェイ・オスロからデンマーク・コペンハーゲン

午前中、オスロ市内を歩く、歩く。国立劇場とイプゼンの像!

 

王宮で衛兵の交替式、イギリスほど仰々しくはないが独特な儀式である。

 

フログネル公園で無数の裸体像、有名なエロティックな搭も見た。だけれどいやらしさはない。

池に群がるな名も知らぬ鳥達とうっすらと雪化粧された公園はとても静か。もちろんこんな季節に観光する人は少ないでしょう。空気が澄み渡っている感じがする。 アケルスクス城を遠くに眺めて空港へ。

昨日の経験で昼間にコペンハーゲン入り。 今日は期待通りに機内食が出た。鮭と焼き豚ハム?の上に日本の奈良漬味に似たソース。チーズ等のオープンサンドウィッチは非常に美味しかった。ありがたかった。

オスロはストックホルムよりもいくぶん活気があり物価もやや安く感じた。コペンハーゲンはそのオスロより活気があり、物価もやや安くてほっと一息する気分。夕食に買って帰ったオープンサンドと名物ビールは、これまた良し。

JALの支店で航空券の変更を依頼する。

英語は一般的にはここでも通じない。

振り返って、もう一度、良い季節にノールウェイをゆっくり訪ねてみたいと思う。でも年齢的にオスロは遠くに感じるようになってきた。

 

 

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1973年 2月13日 ストックホルムからノールウェイ・オスロ

朝、ホテルでコーヒーとパンを食べた。コンチネンタルと言うから無料だとおもっていたのに14クローネも取られた。

市内を散策、旧市街のふるい石畳の道、入りくんだ湖と薄くはった氷。戯れるおしどり、白鳥、かもめ。野外スケート場の子供達。とてもいいのだけれど言葉が通じない・・・

随分と道を間違えたり、私がカメラを落として壊わす。何か事を起せばものすごくお金がかかる。超物価高。アー この国には住めない。いいえ、住んでいる人には老後の生活の心配は無いしいいのだろうなぁ。清潔だし美しい街であるし。空気も綺麗で清々しい。

しかし、旅行者には辛い! 人々だって言葉の通じない私達には親しげではない。淋しい。

夜、飛行機でオスロに向う時、眼下に見えた町の光はまるで宝石のように美しかった。絢爛豪華というのではなく清楚で気持ちまで美しくしてくれるような光がとても素敵だった。

夜9時頃、オスロに着いた。市内までバス。1時間近くホテルを探すが全部満室だと言う。 仕方ない、バスターミナルで一夜を過ごす覚悟を決める。 SAS(バスターミナル)の男性が「どうしたのか?」と訊ねてくれた。彼は友人がホテルを経営しているからと電話してくれ、何とか一部屋見つけてくれた。なんと120KR。もうビックリ。でも仕方なし。。夜に知らない町に入るといけない、という教訓を得た。

 

お腹がすいていたので(飛行機で期待したのだが何も出なかった)レストランを探して町をうろつくが、もう11時。ほとんどのお店は閉まっている。。一軒どこからか歌声が流れて来たので思い切って入った。若者達がビールを飲んでいる。遅いから食事はダメと言われたが一品だけならOKと言うのでメニューを見て安そうな一品を注文した。肉の煮込みとライス。この時、主人と喧嘩。持ち金が少ないのに私がその一品を注文したから。。 お昼もホットドッグ一つだけだった。困った事に私はお腹が空くことはガマンできない。「食べる為に入ったのだ!」私も負けないで言う。 出された肉の煮込みとライス、とても、とてもおいしかった。お腹が空いていたので、生きている喜びみたいなものを感じた。お金も何とか足りた。 ホテルに帰ると疲れ果てて寝る。

 

追記:昼食はストックホルムの空港でホットドッグの自動販売機があり、2クローネを入れると まず紙の箱に入ったパンが出てくる。次に温められたウィンナーがプラスチックの筒に入って落ちてくる。辛子付きで結構おいしかった。

 

今、振り返って・・・今ならカードという便利なお金があるのですが、45年前は信じられないけれど、無かったのです。オスロでもエディンバラの時も、カードがあればどんなに助かったことでしょう。カード会社の宣伝をしているわけではありませんが。

 

 

 

 

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