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Archive for 2013年9月

先日、久しぶりの友人とランチした。
彼女 I さんは次女が小学生の時のママ友です。
元看護婦さんで若い時は、心臓等の手術の際にお医者さんの必要なメスを瞬時に判断してタイミングよく渡せる優秀な看護婦さん。
子供さんが出来てからは手術の第一線を退きながらも、定年退職まで市立病院の看護師さんでした。

現在は認知症の人のデイケアサービスを市から乞われて仕事をしている。
ランチの後、彼女はその日は休日だったけれど、そのデイケアの仕事場に私もついて行ってみた。
普通の広い民家である。
80代のおばあさんが4・5人食卓を囲んで貼り絵をしながら楽しくおしゃべりしていた。
介護の人は3人。
私が入っていったら「あら、こんにちわ」とそれぞれ笑顔で挨拶してくれる。
私も仲間入りして話し込んだ。
「私ね、ここに来るまで病気だったの。 ここに来たら楽しくて元気になったの。帰る時が嫌なのよ」と
貼り絵をしながらそれぞれに話をしてくれる。
I さんに「先生の名前、なんだったっけ?」
「吉永小百合でいいよ~」
「そりょあ~ずうずうしい。(みんな大笑い) 吉永小百合は若くてきれいな人なんだもの」という。
I さんは「じゃ~美空ひばりでいいわ~」
誰かが「ひばりちゃんは死んじゃったんじゃぁない?」
「えっ死んじゃったの・・・美空カラスはどう?」 みんな爆笑。

I さんののモットーは「人間としての生活を楽しく!」 カリキュラムは作らない。
出来ることはしてもらう。 昼食作りも冷蔵庫をあけて「材料は何と何と何があるけど、
何が食べたい?」 と聞いてあげると色々な答えが返ってくるらしい。
「じゃ~〇〇さんはキュウリを切ってね。 〇〇さんはキャベツを切ってね」とみんなを手伝わさせる。
「長い間包丁を持たせてもらってないから最初は恐る恐る使い始めるのだけれど、さすが主婦。
上手なものよ」とのこと。
「10人くらいの食事は私一人で作った方がよっぽど速いのだけれど
お料理すると元気が出て食欲も出るのよ」
必ず名前を言って褒めてあげる。褒めることのない人は着ているものを褒めてあげるらしい。
「認知度が良くなって階級が良い方に変わるから、お金は減らされる一方だわ」と笑っている I さん。
私まで手作りおやつをいただいて楽しいひと時を過ごした。
お風呂も自由に入ってもらう。大丈夫かどうか気を付けているし、介護の必要な人には一緒に入る。
上がって来た人がサッパリした顔で「気持ちいいわ~」と話に入ってくる。

認知症の人を見直しました。 すぐに忘れるけれど普通に接していると何にも問題が無い。
病状も安定している。
私も自分が「天然の人」だから、心配している。 こんなケアをしてくれる所があればいいなぁ~と思う。
I さんは「私の理想とするところを実行しているだけ・・・」という。

娘にメールしたら「いい友達を持って幸せだねぇ~。 I さんは近くのマザー・テレサだよね」と返信があった。
そうだよね~。  本当に私は多くの友人に恵まれている。 

世界一周の豪華なクルージングに毎年ご夫婦で出かけ(資金は親)、クルージングの色々と、ゴルフとジムに明け暮れしている友人もいるけれど・・・・・それが幸せだと思えない私なのです。

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「国宝高松古墳壁画」と「特別史跡キトラ古墳石室の公開」の公募に応募していたら、当たりました。

高松塚古墳
高松塚古墳

8月19日に主人と近所の友人とその友人(古墳に興味が強い)とで見学に行きました。

古墳と壁画には興味津々ですが、暑い最中、ゾロゾロならんで「ゆっくり歩いてください」と言われて見学するのは大変だなぁ~と思っていました。
飛鳥まで主人の車で混みもせず快適に着きました。
大昔、遠足で来た石舞台も通り過ぎ、指定された時間より1時間も早く着きました。 
場所は[資料館 ]で駐車場あり、冷房あり、お茶もあり、で飛鳥・藤原京の知識も得られます。

まずは15名ほどグループで冷房付きの部屋で説明があり映像も見せていただく。

次に「高松塚古墳」と「キトラ古墳」の壁画の修理作業室の現場に連れて行ってもらいます。
1日で1c㎡くらいしか修理出来ない等々の説明を受けます。 3人ほどの研究者が付いてくれて質問OKです。
有名な高松塚古墳の「西壁女子群像」は私が思っていたより小さいので少しびっくりしました。
でも、とても美しいものです。
キトラ古墳の「朱雀・清龍」はまだ修理作業が進んでいませんが、実際に実物を見ることが出来るのはじーんとくるものがあり素晴らしいことですね。 (もちろん撮影禁止です)
修正が終われば、展示室が出来るそうです。

その後マイクロバスに乗って「キトラ古墳」に連れて行ってもらいます。
温度・湿度は修理作業室と同じでコントロールされています。
ここでも専門の人の説明を受けます。
狭い古墳室内です。よく見つかったナと思います。 
私達は手前の部屋から見ます。
キトラ古墳の壁画は薄くて取り出す作業は大変だったとの事。一人か二人しか入れません。

資料館までマイクロバスで帰り解散です。 なんと丁寧な手際の良い見学会だったことでしょう。
満足です。 想像していた「ゆっくり歩いて進んでください」はもう昔の話なのでしょうか。
キトラ古墳はこの公開の後、また元通りに埋められます。
「どうして?」と勉強不足の私。
「えっ、」っと驚く夫。 「現在の全知識をもって調べた。そして後の世代の能力でもっと解明できるようになるのを待つため」と教えてもらいました。  常識らしい・・・。(汗)
近くの高松塚古墳を見に行き帰途につきました。
見ておいて良かった! と帰り道、古代の歴史・文化に触れた喜びがじわじわ感じられました。

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